2006年 01月 16日
天神さん |
わたしが子供の頃
梅干を食べていたら
叔父(父の弟で三男)に
「梅干食べ終わったら」
「種を噛み砕いて中の天神さん食べてみ」と教わった
今でも食べ終わると
天神さんまで食べてしまうのは叔父のせいか・・・・・・
私が父の会社に勤めていたときは
この叔父が専務を勤めていた・・・・・・
とりあえずええかげんなおっさんで
子供の頃からろくでもないことばっかり教えこまれた!
梅干の種の中身を食べる話は
故・桂枝雀さんの十八番でもあった
「始末の極意」という中にも出てきます
梅干し一粒を三度の飯のおかずにするという話が登場します。
朝は、皮。昼は果肉(梅肉)。夜には、種を割って中の仁を食べるというもの。
もっと上をいけば、借りてきた梅干しを食べずに眺めるだけで、出てきたすっぱ
い唾液でご飯を食べるという・・・・けちのお話です
そこで、気になるのが梅干しの種の中の仁は食べてもよいのか?ということで
調べてみました
梅には、青酸と糖の結合した無毒の青酸配糖体アミグダリンが含まれています
梅が成熟するとβ-グルコシダーゼという酵素が働いて青酸が遊離してきます
その量は天神さんすなわち胚乳・仁で1~2mg/100g、果肉で10~50ppm含んでいるそうで
この青酸は、日数あるいは月単位で減少し数ヶ月でほぼ消失してしまうらしいです
ただ、青酸は猛毒ですから、特に天神さんは食べないほうがよいらしいですが
梅・梅干の青酸の研究例は少なく
天神さんを食べて
アミグダリンが胃・腸の中に入ったとき
β-グルコシダーゼが存在していたら
胃腸でアミグダリンが分解して青酸を遊離して危険なはずですが・・・・・・
ただ最近の研究では仁に含まれる成分が発癌物質の変異原性を抑え、リンパ
球の分裂を促進させる働きなどが分かり、注目されているそうです
なにわともあれ・・・・・・・一粒ぐらいなら害はなさそう・・・
梅干を食べていたら
叔父(父の弟で三男)に
「梅干食べ終わったら」
「種を噛み砕いて中の天神さん食べてみ」と教わった
今でも食べ終わると
天神さんまで食べてしまうのは叔父のせいか・・・・・・
私が父の会社に勤めていたときは
この叔父が専務を勤めていた・・・・・・
とりあえずええかげんなおっさんで
子供の頃からろくでもないことばっかり教えこまれた!
梅干の種の中身を食べる話は
故・桂枝雀さんの十八番でもあった
「始末の極意」という中にも出てきます
梅干し一粒を三度の飯のおかずにするという話が登場します。
朝は、皮。昼は果肉(梅肉)。夜には、種を割って中の仁を食べるというもの。
もっと上をいけば、借りてきた梅干しを食べずに眺めるだけで、出てきたすっぱ
い唾液でご飯を食べるという・・・・けちのお話です
そこで、気になるのが梅干しの種の中の仁は食べてもよいのか?ということで
調べてみました
梅には、青酸と糖の結合した無毒の青酸配糖体アミグダリンが含まれています
梅が成熟するとβ-グルコシダーゼという酵素が働いて青酸が遊離してきます
その量は天神さんすなわち胚乳・仁で1~2mg/100g、果肉で10~50ppm含んでいるそうで
この青酸は、日数あるいは月単位で減少し数ヶ月でほぼ消失してしまうらしいです
ただ、青酸は猛毒ですから、特に天神さんは食べないほうがよいらしいですが
梅・梅干の青酸の研究例は少なく
天神さんを食べて
アミグダリンが胃・腸の中に入ったとき
β-グルコシダーゼが存在していたら
胃腸でアミグダリンが分解して青酸を遊離して危険なはずですが・・・・・・
ただ最近の研究では仁に含まれる成分が発癌物質の変異原性を抑え、リンパ
球の分裂を促進させる働きなどが分かり、注目されているそうです
なにわともあれ・・・・・・・一粒ぐらいなら害はなさそう・・・
by sobadokoro
| 2006-01-16 17:57
| 思い出